パキラの育て方

植物名 | パキラ |
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学名 | Pachira glabra |
英名 | Pachira |
科名 | アオイ科 |
属名 | パキラ属 |
原産地 | 中南アメリカ |
花言葉 | 快活・勝利 |
パキラの特徴
パキラは財を呼ぶ木としてとても有名で、発財樹として重宝されます。
現地では水辺で数か月間も水につかった状態になることが多く、非常に根腐れには強い品種です。
室内の鉢植えでの環境ではしっかりと風を与えて、鉢の土がすぐに乾く環境を作らないと根腐れしてしまうこともしばしばです。
大きく成長すると、花が咲いて実もなります。
現地では種が川に流され漂着した水辺に自生するようで、自然環境の中では常に水に触れる環境にあるといえます。
流通しているパキラはほとんどが温室でしっかりと遮光された環境で育っており、1時間でも夏の直射日光を浴びれば、葉は枯れ落ちてしまいます。葉が枯れてしまっても復活することも多く、あきらめずに管理していれば、再び枝葉を出すこともしばしばです。
パキラの育てやすさ
耐寒性 | ★★★★ |
耐暑性 | ★★★★★ ★★★ |
耐陰性 | ★★★★★ ★★★ |
パキラの植え替えと施肥
植え替え | 3月~10月 |
肥料 | 4月~6月 10月 |
日当たり・置き場所
【屋外】
春~秋にかけて屋外で管理することができますが、いきなり直射日光を当ててしまうと、刺激が強すぎて葉焼けを起こしてしまうので、30%~50%の遮光をしてください。または北側で一日中直射日光が当たらない場所で管理してください。
【屋内】
耐陰性があるので、屋内でも育てられます。しかし、外の環境の方が健全に育つので、暖かい時期は外に出してあげると調子が良くなります。室内ではレースのカーテン越し程度の日光を当てます。
【置き場所】
高温多湿に強く、耐陰性もあるため、室内のあかるい場所なら大丈夫です。室内ではサーキュレーターの風などで葉を揺らしてあげることが重要です。 ただし、エアコン(冷房・暖房時)などの風が直接当たると葉が乾燥しすぎます。直接当たらない場所に移動させ加湿器を付けましょう。
温度
高温には強い植物ですが、低温には弱いので10℃を下回らない環境が望ましいです。屋外で育てている場合は、肌寒くなってきたら室内に取り込みます。
用土
植物全般に言えることですが、水はけの悪い土を使ってしまうと根腐れを起こしてしまいます。そのため、出来るだけ水はけの良い土を使いましょう。輸入、または買ってきてすぐのパキラはココピートに植えられていることが多いです。ココピートは室内での管理には不向きなので、植え替えを推奨しています。
もっとも簡単な土の作り方は、市販の観葉植物用の土1:鹿沼土1の割合でブレンドし、生育環境に合わせて微調整します。