モンステラの育て方

植物名 | モンステラ |
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学名 | Monstera |
英名 | Monstera |
科名 | サトイモ科 |
属名 | モンステラ属 |
原産地 | 熱帯アメリカ |
花言葉 | 嬉しい便り・壮大な計画・深い関係 |
モンステラの特徴
モンステラはサトイモ科の常緑性多年草。室内に飾る観葉植物としてとても人気があります。
南国の雰囲気があり、ハワイアンアクセサリーのモチーフにもよく使われます。
自生地では、大木の木陰などで他の木に寄り添うように生長します。室内の鉢植えでの環境ではしっかりと支えをしてあげないとどんどんツルを伸ばして、やがて葉が小さくなっていくので、大きく育てたい場合は支柱でしっかりと固定する必要があります。
環境が良いと特有の形の花が咲いて実もなります。
モンステラは、熱帯アメリカに生息するつる性(または半つる性)の植物で、20~40種類以上の品種があります。品種により異なりますが、葉は生長にともない、穴が開いたり、縁から切れ込みが入ったりして、独特な形になります。乾燥にも非常に強く耐陰性もあり、明るい室内と少ない水やりだけで育つので、入門種としておすすめです。
モンステラは葉の縁に水孔(すいこう)と呼ばれる排水器官があるため、朝方モンステラの葉を見ると葉の縁に水滴が付いていることがあります。これは、サトイモ科の植物によく見られる現象で、そのように水滴が付いているのはモンステラが状態良く育っている証拠です。人間の生活環境では乾燥しすぎるので、葉水(霧吹きで葉っぱに水をかけること)をして、乾燥しすぎないようにします。
モンステラの育てやすさ
耐寒性 | ★★★★ |
耐暑性 | ★★★★★ ★★★ |
耐陰性 | ★★★★★ ★ |
モンステラの植え替えと肥料
植え替え | 3月~10月 |
肥料 | 4月~11月 |
日当たり・置き場所
【屋外】
春~秋にかけて屋外で管理することができますが、いきなり直射日光を当ててしまうと、刺激が強すぎて葉焼けを起こしてしまうので、30%~50%の遮光をしてください。または北側で一日中直射日光が当たらない場所でならしてください。
【屋内】
耐陰性があるので、屋内でも育てられます。しかし、外の環境の方が健全に育つので、暖かい時期は外に出してあげると調子が良くなります。室内ではレースのカーテン越し程度の日光を当てます。
【置き場所】
高温多湿に強く、耐陰性もあるため、室内のあかるい場所なら大丈夫です。 ただし、エアコンなどの風が直接当たると葉が乾燥しすぎるので、直接当たらない場所に移動させましょう。
温度
高温には強い植物ですが、低温には弱いので5℃の環境が続くようであれば注意が必要です。屋外で育てている場合は、肌寒くなってきたら室内に取り込みます。
用土
植物全般に言えることですが、水はけの悪い土を使ってしまうと根腐れを起こしてしまいます。そのため、出来るだけ水はけの良い土を使いましょう。
もっとも簡単な土の作り方は、市販の観葉植物用の土1:鹿沼土1の割合でブレンドし、生育環境に合わせて微調整します。